平安朝文学に現れた 新型コロナウイルス?

 

f:id:sasurai1:20200610151038j:plain

 

枕草子』に書き残された病を中心に


新型コロナウイルスの感染は少々下火になって来たと見え、京都御所

の一般参観の再開も始まった。久しぶりに朝一番に京都御所に参観し、

装い新たになった朱塗りの回廊や承明門、紫宸殿、それに庭園などを

貸切状態で観賞した。そして写真撮影も少しばかりはかどった。

 

京都御所の建物や庭を眺め、想起することは、かつてここで生活をし、

天皇や皇后様に仕えていた方々のことである。そのことは『枕草子』や

紫式部日記』『源氏物語』などに書かれており枚挙にいとまがない。

 

これからわたしが書くことは、先人たちが病というものをどう考えて

いたのか、そして流行病にどう立ち向かったのか、それをどう記録し

たのか、と言うことである。

 

  ※続きます

 

chikusai2.hatenablog.com