北の国から初雪の便りが届く今日この頃、京都御苑ではようやく秋の気配がしてきた。
十二月上旬までは紅葉を楽しめるのが京都御苑である。いま盛んに色づいているのは、
桜紅葉とムクノキ、黄色やくすんだ赤 場所によって色が変化するケヤキ、それに黄色い
葉が風に吹かれて舞い始めたエノキである。銀杏も中旬頃にはいい色を見せてくれるだ
ろう。肝心のモミジは、まだ赤くなるのは先である。散歩がてら、御苑の中に秋を探し
てみた。
今年は実がない、と思ったけれど よく見ると上の方に数個ある。たぶん渋柿?
このムクノキの西側(写真右手)で明治天皇が生まれた。
京都御苑で一番素敵な銀杏の木である。沢山の方が撮影に来られる。
向うに見える築地は京都御所東側の築地である。
奥に見える築地は京都迎賓館北側の築地である。
30年ほど前に開館。開館当時は本がギッシリあったように思うが、
随分と寂しくなっている。
遠くに見える築地は仙洞御所。前日までに事務所に申し込めば庭園を見学できる。
当日券もあるので、午前中に仙洞御所前の受付に並べば 運よく午後の遅い時間に
見学できるかもしれない(身分証明書が必要)。所用一時間(50人づつガイドの
案内で周回する)。詳しくは宮内庁ホームぺージで調べてね。
地下鉄丸太町駅からすぐの場所にある。入館料100円と安価だが、開館日が限られて
いるので注意。茶室の貸し出しも行っている。一階または二階からの苑内の景色を眺
めるのが おすすめ。
クスノキの巨木が見事である。幽邃な感じがするけど、
巨木の下に不可解な物体が鎮座している。
無料で入館できる。一度は展示室に入ってみたい。
エノキの葉が風に吹かれて舞い落ちる。毎年この構図で撮影(マンネリだなぁ^^)。
今年の京都御苑のモミジの紅葉はどうだろうか? 11月下旬頃が見ごろかな、という
気がする。