平安神宮(神苑)にカキツバタを観る

 

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平安神宮を訪ねるのは二十年振りのことだろうか。その頃はまだまだフィルムの時代だった。キヤノンNEW F1にリバーサルフィルムを詰めていたっけ。レンズは28-85mm(1:4)のズーム(結構よく写ったけど広角側で歪曲収差が目立った)で、オートワインダーを付けていたのでかなり重たかった覚えがある。今その時のセットのままだったカメラを引っ張り出してファインダーを覗いたら…だいぶ暗いや。フイルムで撮影したのは、その頃が最後だったかもしれない。

デジタルまでは手が回らない(お金が回らない)と理由をつけ、長い間デジカメを買うことをしなかったけれど(家族のコンデジで済ませていた)、やはりカメラが好きなのか、今ではフルサイズが2台、ハーフが3台、コンデジが1台と増殖を始めた。



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折 鶴

 

 

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平安神宮には神域を囲んで“神苑”という庭園がある。庭は四つに区分されていて、その広さは三万㎡あるのだそうです。春は紅枝垂れ、初夏の頃はカキツバタとなかなか見ごたえがあります。夏は睡蓮かな。

 

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雨が降ることを期待して撮影に出かけたのだけれど、降ってきたと思う間もなくすぐに止んでしまった。一時間半撮影していて、わたしを追い抜いていった人数は十名もいなかった。閑散とした平安神宮だった。

 

 

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橋殿(休憩場所になっている)


カメラ:NIKON  D700  レンズ:Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

(中古のセットで数万円で購入。シャッター音が大きくて、重量がネックだけれど、撮影する楽しみがある機種だ。D750の出番が少なくなってしまった^^;)